ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」でスタメン出場し、2打数1安打3四球。今季11本目となる二塁打を放つも、6回1死満塁好機では空振り三振を喫した。打率は3割5分9厘をマークする一方で、得点圏打率は21打数2安打で1割を切り、チームも今季初の3連敗を喫した。
【大谷の一問一答は以下の通り】
-なかなか勝てない
「投打がちょっとかみ合ってないかなっていうのはありますけど、それでもなんて言うんですかね、全試合近い点差で粘ってると思いますし、そこはみんな必死になってやってるので、切り替えていくしかないかなと思います」
-得点圏でなにか変えたこと
「特には変えないようにするのが変えたことかなとは思うので。全打席どんなシチュエーションでもしっかりと自分のバッティングというか、そういうのをしっかりどんな状況でも、改善していければなと思ってます」
-監督が得点圏での積極性について話すと言っていた。監督からなにか
「単純にゾーンが多少広がっているところかなと思うので、アグレッシブなのが悪いとかではなくて、そのアグレッシブなゾーンがまず広がっているっていうところで。スコアリングポジションじゃない場面っていうのは比較的しっかりとできているので、そこを継続していこうということですかね」
-ピッチャーが苦労している中で得点圏ではプレッシャーを感じている
「もちろんビハインドのチャンスっていうのはプレッシャーかかるとは思いますけど。逆に言えばそれだけ多くのチャンスをまず作れているってところは自信を持っていいんじゃないかなと思う。そこから先っていうのはまた数をこなすことで改善されてくることもあるので、そこは個人個人のやり方次第かなと思います」
-チーム内でフラストレーションも
「負けが込むと多少なりともやっぱりあるとは思いますけど、みんな必死で切り替えて次の試合に臨もうとはしてると思うので。確かに連敗が重なるとそういう風に暗くなることはあると思いますけど、全員でミーティングをしたりとか、そういうことはやってるので、そこで早く切り替えて、明日に臨むっていうのがまず大事かなと思います」
-チャンスで点を取れないとフラストレーションがたまるが、数をこなせば解決する
「どちらもあるんじゃないですかね。フラストレーションはもちろんたまるとは思いますけど、さっきも言った通り早く切り替えないといけないし、終わったことを反省はしますけど。引きずってもしょうがないことがあるので、反省をしつつ切り替えて明日に臨みたいなと思います」
-1死満塁での三振は状態が良くても頭に残る
「そうですね。もちろん反省はしますけど、さっきも言った通り早く切り替えないといけないので、何が悪かったのかっていうところを振り返れば、あとは明日に切り替えていきたいなと思います」
--ホームランは7試合出てない。記録は意識
「いや、比較的アットバットはいいと思うので。ホームランは特に狙いにいく打席っていうのはないですし、次の1本打ちたいなっていうもちろん気持ちはありますけど、記録っていうのは特に気にはしてないので、良いアットバットをこなしていくっていうことの方が大事かなと思います」
-三振が減っている。アプローチの変化は
「来るボールの違いもあるので、そこはなんていうんですかね、単純にアプローチ次第で三振が減ってくかどうかっていうことではなくて、相手がどういう風に自分に対して攻めてくるかによって変わってくるところでもあるので。それがスコアリングポジションにいるかどうかでもまた変わってきますし、点差によっても変わってくるので、どの打線に入るかによってまた配球っていうのは変わってくるかなと思います」
--バットの仕様を変えたりは
「してないですね」
-去年の感触が良かった
「何種類かはあるので、その状態だったりとか、ピッチャーだったりとかによって変えたりはしますけど、基本的には変えてはないです」
-ライナー性の打球が多くて打球が上がっていないのは意識する
「ライナーが多いことはいいことだと思うので、ヒットになる確率っていうのは必然的に上がっていきますし。それに伴って打球スピードも出やすいので、その分抜ける確率も上がるので。その角度があと1、2度上がるかによって、確かにホームランになるかならないかは決まりますけど。そのかわり、率が上がってきたりとか、コンタクト率が上がってきたりとかっていうことはあると思うので、何が良くて何が悪いかっていうのはその時によって変わるかなと思います」
-いま一番求められてる打撃は
「基本的にはチャンスメークをすることと、チャンスが来たらかえすこと。バッターってそれだと思うので、どこの打席、どこのチームにいてもそこは変わらないかなと思いますね」
-6回の満塁、最後空振りしたインコースのボール球の変化球に対して
「どんなシチュエーションでもボールは振らない、ストライクを振る。これはシンプルなので。あそこはテイク(待つ)するのがベストな反応だったとは思いますけど、ボール自体はやっぱり素晴らしいボールではあったので、せめてファウルっていうのが理想かなとは思います」