米大リーグ選手会は23日、東日本大震災の復興支援のために31万ドル(約2450万円)を寄付したと発表した。

 寄付金は日本のNPO法人ハンズオン東京に送られ、石巻市内で被災者や地元住民が集まるカフェの運営費などに充てられる予定。

 被災地の仙台市出身で、ダイヤモンドバックスに所属する斎藤隆投手は「大リーグの仲間たちとともに支援ができて光栄。地震や津波の影響はまだある」などと、英語でコメントを寄せた。

 大リーグ選手会はこれまでも被災地の球児に野球用具を贈るなど57万5000ドル(約4550万円)を寄付している。