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ヤ軍オーナー息子が松井トレード否定せず

 ニューヨーク・ポスト紙電子版は11日、松井秀喜外野手(33)がトレードされる可能性があると報じた。同紙がスタインブレナー・オーナーの息子ハンク氏に「松井はトレードを受け入れると球団に言ったのか」と質問したところ、同氏は否定することはなく「そのことには触れたくない。コメントしない」と話した。松井の代理人のテレム氏も「仮定の話には答えられない」と言葉を濁したという。松井の契約にはトレード拒否条項があるが、本人が承諾すれば可能となる。

 交渉を持ち掛けているのはジャイアンツで、先週のウインターミーティングでヤンキースに松井の移籍が可能かどうかを問い合わせている。関係者によればジャイアンツは「ノー」とは言われていないという。

 ツインズのサンタナやアスレチックスのハレン獲得の動きも含め、ヤンキースの周辺は騒がしい。ハンク氏は「すぐに何かが起こるとは思わない。だが起こらないとも言えない」と含みを持たせた。

[2007年12月12日9時14分 紙面から]

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