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松坂オープン戦中4日5戦で開幕へ

 【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)16日(日本時間17日未明)=山内崇章】レッドソックス松坂大輔投手(27)の連覇へ挑む2年目がスタートした。ベケットら主力と並んでブルペンに入り、41球。今季磨いているシュートも投げた。松坂は28日のボストン・カレッジ戦(フォートマイヤーズ)でオープン戦に初登板する。計5試合を投げ、3月26日の東京開幕シリーズ第2戦(対アスレチックス、東京ドーム)に臨む予定も分かった。

 フロリダの空に松坂の赤のユニホームが映えた。「2年目ですし、特別な思いはありません。去年と違って練習メニューも流れも分かる。自然に入っていけます」。1年目とは比較にならないほど体の状態がいい。余裕も感じられた。

 ウェークフィールドとキャッチボールを終えると、ベケット、レスターも加えた4人でブルペンに入った。投手王国レッドソックスの主力の投げ込みは圧巻だ。松坂はすべてセットポジションで捕手を立たせて9球、座らせて41球を投げ込んだ。ストレートにチェンジアップ、そして今シーズンのキーになるシュートも投げ込んだ。低めに制球され、昨年の初登板よりもいい。時折笑顔も見られた。

 松坂の2年目のシーズンは「東京凱旋(がいせん)」から始まる。順調にいけば3月26日の開幕カード第2戦での先発だが、そこまでのオープン戦の登板日程が、分かった。ファレル投手コーチは「28日のボストン・カレッジ戦で2イニング投げさせることを検討している」と明言。その後は中4日ペースで4試合に登板。19日のブルージェイズ戦で最終調整を行い、中5日で東京ドームのマウンドに立つ。

 松坂の頭の中にも「凱旋ロード」が鮮明にイメージされた。「(オープン戦のローテーションは)去年と同じ。こちら(メジャー)では日本と違って(投げる)順番が最初から決まっている」。自分の気持ちの中で今後の調整スピードを計算するだけだ。

 体をいじめ抜いてキャンプインに備えてきた。1月中旬の沖縄自主トレでは、腰痛を患うほど走り込みを徹底した。昨年15勝。満足するどころか負け数が12まで増えたことに、不満を覚えた。年間30試合以上を投げぬく体力、緻密(ちみつ)な制球力、球数削減に必要な球種。西武時代の先輩西口らと練習を繰り返しながら「もう1カ月しかない」と漏らし、重圧を自分に課してきた。

 キャンプイン前夜はデニー巡回コーチを会食に誘い、今キャンプ中の“専属シェフ”が腕を振るった日本料理で決起集会を行った。ちゃんこ鍋、肉じゃが、魚の煮物、和牛ステーキ。同コーチからは「困ったことがあれば何でも言え」と背中を押された。昨年の15勝を上回る。12の負け数を大幅に減らす。今年の松坂には、確固たる自信がある。

[2008年2月17日10時8分 紙面から]

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