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桑田、好調フリー40球に舌滑らか

2度目のフリー打撃に登板したパイレーツ桑田(撮影・高宮憲治)
2度目のフリー打撃に登板したパイレーツ桑田(撮影・高宮憲治)

 【ブラデントン(米フロリダ州)24日(日本時間25日)=高宮憲治】まだパスタ? パイレーツ桑田真澄投手(39)が2度目のフリー打撃に登板し、主砲ラローシュら打者6人に対し40球。スイングは14球だけだが、安打性の当たりを2本に抑えた。大きく曲がるカーブを今季初めて打者に投げ、その切れ味に手応えをつかんだ様子。それでも「僕はカーブがメーンですから。今日は2~3球だけ。まだ前菜とパスタが終わったくらいかな」と、調整具合を料理のフルコースに例えて表現した。

 さらに舌も滑らかに「カーブが仕上がれば、デザートでチェンジアップ、コーヒーか紅茶でフォーク。そんなイメージですね」。料理をすべて作り終えたとき、すなわち桑田の全球種がそろったときには、メジャー行きの招待状を手にしているというわけだ。

 この日はブルペンで35球を投げてからフリー打撃に臨み、肩慣らしを含めれば80球以上を投げた。「でも疲れもないし、元気なのはうれしい」と表情は明るい。チームは新たに金炳賢投手と契約し、救援枠は実質1つ減った。それでも桑田の姿勢に変化はない。「何があっても全力を尽くすだけ。去年に比べたら精神的にずっと楽だから」。39歳の右腕は、あくまでマイペースで“料理”を続ける。

[2008年2月26日8時47分 紙面から]

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