7月度の「日本生命月間MVP」に初受賞が決まったオリックス安達了一内野手(28)が5日、大阪市内で会見した。

 7月は主に2番打者として22試合に出場して30安打を放ち、リーグトップの打率3割8分をマーク。「うれしいです。2番という打順なので、後ろにつなぐ意識が良かったのだと思う」と喜んだ。

 1月に発症した潰瘍性大腸炎を抱えながらのプレーが続いている。安倍晋三首相も、かつて辞任の原因となった厚生労働省指定の難病だ。難しい体調管理をしながらの受賞だけに価値がある。「一時は野球ができるか分からなかった。いろいろな方にサポートしてもらってこういう賞が取れた。感謝しています。この調子を維持して、チームの勝ちに貢献できるように頑張りたい」と話した。