巨人の「1993年世代」が谷間から脱却してチームを下支えした。

桜井、メルセデス、中川、若林、田中俊、増田大…中堅に差し掛かる26歳シーズンに巡ってきたチャンスに泣き笑いを繰り返し、存在感を示した。

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◆巨人の「1993世代」

重信　早実から早大を経て入団。俊足が武器で休日は愛車いじりに没頭する

山本　「慶応ボーイ」に似つかわないガッツ。若林、田中俊らと二塁手争い

石川　日本ハムからトレード入団。原監督に「スター性がある」と称される

田中俊　兄は広島広輔。今季は開幕スタメン入りも世代最多の4度の抹消

若林　桐蔭学園、法大、JX－ENEOSとエリート街道を歩むイケメン

増田大　地元徳島に住む妻と2人の子どもと離れ単身赴任中。代走の切り札

桜井　今季は中継ぎから6月に先発転向。鬼気迫る表情で打者に立ち向かう

今村　今季は中継ぎスタート。1月に結婚。新妻のサポートに応えたい

中川　開幕から17試合連続無失点で守護神担う。自他ともに認める人見知り

メルセデス　ドミニカ共和国出身。母国の妻と2歳の息子とテレビ電話が日課