楽天武藤敦貴外野手（21）が12日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万円増の年俸860万円でサインした。3年目の今季は43試合に出場。プロ初打点、初本塁打を達成。打率2割5分、1本塁打、9打点だった。「将来中心の選手になってほしいと何度も言ってくださったので僕自身もそういう思いでもっとやらなくちゃいけない」と闘志を燃やしていた。
スタメン定着のための課題は、強く振る中でいかにボール球を見極めるか。どう1発で仕留めていくか。縦の変化球についていけないことも多かった。「考え方ひとつで変わると思うので考え方を先輩方やコーチ陣にもっと話をして聞いていければ。精度と再現性を高くしていければ、もっとレギュラー陣の中に僕も入っていけるかなと思いました」。打率2割8分、25盗塁を目標に、成長を続けていく。（金額は推定）
