環太平洋大（中国・四国3連盟）が国際武道大に対して継投でノーヒットノーランを達成した。
先発の左腕・徳山一翔投手（2年＝鳴門渦潮）は初回から最速147キロの直球で押した。1回1死から4者連続三振を奪うなど、毎回の9奪三振。許した走者は3、4回に1つずつ与えた四球のみ。「（捕手の）平松さんの配球を信じて投げました。今日はストレートで空振りが奪えた。打者の的を絞らせないように打ち取っていったのがよかった」と振り返った。7回無安打9奪三振2四球無失点。7回裏の打席が回る際に監督から意思確認をされたが、「欲を出さずに、後ろの投手陣を信じた」と代打と自身の降板を選択した。
8回からは2番手で左腕・蛭子凌太郎投手（2年＝佐伯鶴城）がマウンドに上がった。3者凡退で斬って取ると、9回には辻祐希斗投手（4年＝関大北陽）が3人で締めてノーヒットノーランリレーを完成。徳山は「うれしい。次も勝つので応援よろしくお願いします！」と笑顔たっぷりだった。
