ホンダケイスケがホンダケイスケに注目した。西武本田圭佑投手（29）が1日、埼玉・所沢市内の球団事務所で契約を更改。1740万円アップの年俸3000万円でサインした。
サッカーFIFAワールドカップ（W杯）の日本戦を見たという。注目している選手を問われると、「そうですね…」と悩んでから、真剣な表情で「解説している本田圭佑さん」。インターネットテレビ局ABEMAでの自由すぎる独自の解説が話題で、同姓同名でもある存在を挙げた。「動画、ネットニュースとかにもなっているので見てます。単純に面白いなと」と理由を語った。高い次元の解説も興味をひかれる。「解説も勉強になる。おもしろい」と語った。
“リトルホンダ”の誕生も明かした。5月に第1子となる長男が生まれたという。オフは「家族の時間を大事にしたい」といい「今年頑張れたのも、息子のおかげ。すごく癒やされます」。妻にも感謝する。「（遠征などで）家を空けることが多く、奥さんにいろいろ任せてしまっているが、支えられています」。家族の力も飛躍の原動力になった。
今季は45試合で4勝2敗、防御率1・97。球宴にも代替で初出場を果たした。リリーフで適性を示し、飛躍の7年目となった。「数字をみても一番いい数字を残せた。よかった」。来季に向けては「具体的な数字はないが、キャリアハイを常に目指したいと思っている。今年の数字よりも1つでもいい成績をと思っている」と力を込めた。（金額は推定）
