巨人大江竜聖投手（24）が16日、ジャイアンツ球場で自主トレを行い、24歳の誓いを立てた。
15日に誕生日を迎えたばかりの変則左腕は「1軍の戦力に入ること。60試合登板を目標に気持ちを入れ替えて頑張りたい」と決意を込めた。
20年、21年と2年連続で40試合以上に登板した大江だが、昨季はわずか3試合の登板にとどまった。「体のキレがなかったし、技術不足だった」と振り返る。イースタン・リーグでは38試合に登板したが、スピードを追い求めるあまり、制球が乱れて捉えられる場面も増加。防御率3・56にとどまった。
オフ期間で食生活も見直し、体重は6キロ落とし、理想に掲げる82キロまで減量。体のキレを取り戻し、球のキレにもつなげる。7年目を迎える23年。「チームに少しでも貢献できるよう、全力で準備します」。復活のシーズンにすべく、地道にコンディションを整える。
