阪神岡田彰布監督（65）が20日、ウエスタン・リーグのオリックス戦（鳴尾浜）を生視察した。2軍降格後7試合で打率5割と絶好調のドラフト1位森下翔太外野手（22）を、23日DeNA戦（横浜）から1軍に再昇格させることを明言し、「左翼森下、右翼前川」の新プランを構想していることを明かした。指揮官の一問一答は以下の通り。
－森下の印象は
「うんまあな、だから、サードゴロでも内容的にはいい感じで打っとるし、全然問題ないよ」
－ファーストストライクを積極的に
「積極的にいうか、甘い、打てるボールやからなあ。別にファーストストライクを見送ってもええわけやから、別にそんなん、おまえ。そんなんなあ、甘い球やったらバットが出るっていう感じでいけばええんやから」
－そこができている
「うん」
－明日（21日）から1軍に合流か
「明日、来るんかな。明日、もう1回出るかもわからん。ちょっとわからん」
－交流戦明けは横浜に連れていく
「行く、行く。それは」
－左翼での出場機会も
「今日初めてやろ？ 聞いたら。今日は、前川と（同時出場に）なるんだったらなあ、前川はちょっとレフトあかんからなあ。スローイングがなあ、やっぱり左投げやから、投げづらいんやろうなあ。ライトの方がスムーズに投げられるからなあ」
－前川は1個刺してた
「2人出た時は森下がレフトになるかもしれんわな」
－ノイジーもスタメンから外して休ませる
「休ませるんじゃないよ。打たへんからやんか、そら。言い方がちゃうよ。休ませてるんじゃないよ。打たへんから使ってないよ」
－前川は調子がいい
「だからゲームでもなあ、内容がええやんか。ヒット打ちましたでもライト前にポテンとか内容がちゃうやんか、右中間にああいう打球とか」
－DeNA戦はビーズリーがカード頭で先発
「普通にあれよ、まあ感覚的にこないだ初先発で、4回で代えたけど球数とかあったしなあ、別にちょっと面白いなあと思ったよ」
－相手にも知られてないというのも
「それはまあ、今はなあ、そんなんもう、映像とかいっぱいあるから。まあでも、今の横浜やったら、そんなもうおまえ、いい時の波、昨日なんかも試合見とっても、まあ普通やし、普通にやったらええと思うけどの（笑い）」
－ビーズリーを初戦に持ってきたのは左右のバランスを考えて
「いやだから結局、決まらんポジション（金曜の先発）が1個あるからさあ。誰でもいけるポジションがおまえ、そうやろ（笑い）。そらええピッチングしたらなあ、またそらいけるけど。そのへんはちょっと流動的な、金曜日やけどな。まあ元気なピッチャーいったらな、まあ6連戦なると金曜日は4戦目になるから、そのへんはちょっとな、あんまりピッチャーかましたらな、先発2枚そこで登録してもええし、なんぼでも自由にいけるやんか。まあ金曜日くらいが一番しんどい時やからのお、6連戦なるとな、4戦目いうのは。まあ5、6（戦目）にな、ある程度長いイニング投げられるの置いといたら、そのへんは流動的で楽になるしな、先発候補はおるからな、下（2軍）でな。そんなん、あんまりあかんかったら、下からいっぺんに2人上げたらええねん（笑い）。4回、4回でもええわけやんか。そやろ？」
－そういう意味でも早いうちから先発で調整させてきてる
「だからオレはあんまりブルペンデーとかあんまりなあ、あんまり好きじゃないというか、あんなもんやったことないしのお。誰がやったか知らんけどオレはせえへん。それやったら先発2枚かますわ」
－桐敷もその候補に
「そうそう、おーん」
－今日の投球は
「まあ、普通やろ。ええとも言われへんし、全然悪いとも言われへんやんか。まあ普通やな、まあでも前回も最初よかって、あのイニングな、勝ちを意識したのかなんかあれやけど、そのへんはボール自体の内容とかそんなんが悪かったわけではないからなあ、やっぱり先発やからイニングを稼ぐとかな、ちょっと1イニングでも長いの投げた方がいいわけやから、その辺の対応やな。最初のな、初勝利はもう夢中で投げとったけどなあ。先発やったらある程度、計算っていうかな、うまいことイニングをこなしていった方がなあ、やっぱり後ろのピッチャーも助かるわけやからな。そういうことやからな」
－中継ぎにも新しく2人が合流。期待するところは
「（2人が）投げるいうことはあんまり、ええことないんちゃうか、ほんまに（笑い）。まあ、そういうのもあるしな。でもやっぱり、どっかでパッと化ける可能性もあるしなあ。まあそらもう、試合にならんとわかれへんやんか、ゲーム展開ならんと。まあ、それは。馬場はなあ、経験あるけど、岡留は初めてやろ、あれ。まあ、でも、最初からそんな厳しい場面では無理やと思うから。そういうな、どっかで投げるチャンスがあればなあ、初登板なるんやから、なあ。いい感じでスタートきれるっていうかなあ。あのへんのピッチャーはもう、抑えたら自信なる、打たれたら自信なくす、もうはっきりしとるからな、結局は」
