チームにとって今季最長の4時間53分に及んだ熱戦は、報われなかった。2度のビハインドを追いついた日本ハムだったが、延長戦の末、最下位楽天に競り負けて、2位浮上のチャンスを逃した。

6回に万波中正外野手(26)の中前適時打で1点、7回に押し出し四球と犠飛で2点を追い付いたまでは良かった。

総力戦で迎えた3-3の延長12回、今季初登板の松岡洸希投手(26)が8番手でマウンドへ。ストライクが、なかなか入らない。ストレートの四球と右前打で無死一、三塁のピンチを招くと、清宮幸太郎内野手(27)が一ゴロを本塁へ悪送球。ボテボテの打球を前進して捕球後、送球が高く浮いてしまった。勝ち越しの三塁走者が生還。ショックが大きかったのだろう。これまで、どんな時でも取材に応じてきた清宮幸だったが「今日は、すみません…」と、足早に球場を後にした。

CSの本拠地開催権を争う2位西武とのゲーム差は、0・5のまま。追い抜けそうで、なかなか追い抜けない。24日は本拠地最終戦。新庄剛志監督(54)は「何としても勝つ」と、気合を入れ直した。