オリックスがソフトバンクに完敗し、今季限りで引退する平野佳寿投手(42)の最終登板を白星で飾ることはかなわなかった。

プロ初登板初先発の陳睦衡が、1回持たず。先発にほぼフルメンバーをそろえたソフトバンク打線に対し、ストライクを取ることに四苦八苦。デビュー戦を控えて「緊張しながら興奮の気持ちもあります。やっぱり1軍のマウンドに立って登板するのが自分の夢でした」と声をはずませていたが、初回を投げきることができなかった。

3安打を浴び、紅林弘太郎内野手(24)の失策もあって6点を失い(自責は1点)マウンドを降りた。降板後は「なんとか自分の持ち味を出せるようにと思っていたのですが、まだまだ実力が足りていないということを感じるマウンドになりました」と悔やんだ。

3回には3番手の佐藤一磨投手(25)が4安打を打たれ、3失点。ソフトバンクにさらにリードを広げられた。

0ー9の9回、平野が登板。長年の仕事場だった9回、同じく今季限りで引退する中村晃内野手(36)と顔を合わせ、フォークボールで空振り三振。ソフトバンクで一時代を築いた好打者を打ち取り、1死を取ってマウンドを去った。

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