7回裏に逆転に成功した2位西武に、8回裏、悪夢が待っていた。
4番手の森脇亮介投手(34)が登板したものの、2三振を奪いながら、左打者に2四球。「森脇も1点もあげたくない、盗塁も走られたくない、というところを気にしつつ、ちょっと制球が乱れてしまったかと思います」。西口文也監督(53)はそう振り返ったが、2死一、二塁のピンチでも継投は選ばなかった。森脇に託した-。西口監督は「そうですね」と振り返ったが、その森脇は真ん中付近の甘い球をロッテ西川にバックスクリーン左へ運ばれた。逆転3ラン。再び流れをひっくり返された。
ロッテ田中を打ちあぐね、7回にようやく石井一成内野手(32)長谷川信哉外野手(24)の連続適時打で2-1とひっくり返した。先発高橋光が右手指の不安から5回で降板に。篠原響投手(20)を6回に起用したことで、8回には森脇を起用した。7回裏の冒頭、まだ負けている段階から森脇は投球練習していたが、逆転に成功しても準備は森脇のままだった。点差にかかわらず森脇の予定で-。「そうですね」。西口監督はそう言い「四球2つが失点に結びついて。しっかりと勝負していればまた違う結果になったかなというふうに思いますけどね」と振り返った。
首位ソフトバンクとは12・5ゲーム差ながら、3位日本ハムにも0・5ゲーム差に迫られた。残り6試合、勢いを付けられない。左翼席の一部の西武ファンから試合後、ブーイングのような声がネット裏まで響いた。【金子真仁】



