最多勝争いを演じるオリックスのアンダーソン・エスピノーザ投手(28)が痛恨の黒星を喫し14勝目を逃した。

8回1死から矢崎にこの日3安打目の内野安打を許すと、2死二塁でカウント1-2から投じた外角へのツーシームを田宮に合わせられレフト前へ。左翼手の西川がホームへ返球も送球がそれ、先制の1点を許した。

エスピノーザは序盤からリーグトップのチーム本塁打数を誇る日本ハム打線を封印。3回には矢沢にこの日の初安打を許し、得点圏に走者を置くが、田宮をスライダーで3球三振に抑えた。5回も2死無走者から矢沢に三塁打を打たれたが、続く水野をチェンジアップで空振り三振に打ち取った。2回には来日3年目で今季の規定投球回を初めてクリア。「自分の野球人生の中でも初めてのこと。誇りに思い、うれしく思っている」。昨オフには母国で専属コーチのもと、投球の精度を増す努力をし、つかんだ勲章もかすんだ。

打線はこの日、引退セレモニーが行われる7番二塁で先発出場の西野真弘内野手(36)が1点を追う8回1死から左中間への二塁打で好機を演出。涙を隠さず代走と交代したが、後続が続かずホームを陥れられなかった。

エスピノーザは球団助っ人タイ14勝目は、登板が見込まれる最終戦9月3日、楽天戦(楽天モバイル)に持ち越された。

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