ヤクルトが巨人との接戦を制した。連敗は「2」でストップ。5カ月ぶりに月の初戦を白星で飾った。本拠地神宮では3連勝となった。

先発山野太一投手(27)が投打で躍動した。2回1死からリチャードに先制ソロを被弾。その後15者連続でアウトを奪うなど、安打を許さず抑えた。7回1安打1四球7奪三振無失点の好投。打ってはプロ初のマルチ安打をマークした。投手では広島床田に並びリーグトップタイの今季9安打目。同点のまま降板し、球団では15年石川雅規以来の13勝目とはならなかった。

自信の投球については「(2回の本塁打は)本当にあれだけなければ…。投げた後にやっぱり後悔が残る。フォアボールも少なくて、3者凡退のいい回が多かった。流れも持ってこられたかなと。自分が粘ったことで、8回裏にチャンスがきたと思うと、すごい良かった。チームが勝って、ファンの方が喜んでいるので、すごくうれしい」と振り返った。

今回が今季最終登板となる可能性もある。ここまで25試合で12勝4敗の防御率2・33。162回1/3を投げてプロ初の規定投球回到達も果たし、飛躍の1年となった。「まずケガなく投げ切ることができたのがすごくいい経験になった。来年にすごいつながるシーズンだった」と語った。

セ・リーグも来季からDH制が導入されるため、打席に入るのも最後だった可能性があり、「なんとかヒット打てればなと思っていた」。池山隆寛監督(60)は「センスの良さも踏まえて、開幕時は8番に置いたり、自ら内野安打を打って打点をあげたりという頑張りを今年は見せてくれた。来年以降、打席に入れないのは非常に残念なんですが…」と話したが、「練習してほしい」と来季以降も打席に入る可能性がゼロではないように語った。

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