日本ハム清宮幸太郎内野手(27)が、10日から始まるクライマックスシリーズ(CS)で“ポストシーズン初本塁打”を狙う。3日、本拠地のエスコンフィールドで約2時間の全体練習後、新庄監督からグリップ位置について指摘される場面も。「今日は感覚が悪かった」と居残り練習で汗を流し「まだ時間はあるので」と、本番を見据えた。

CSファーストで激突する西武は強力な投手陣を擁する。「先手必勝。(CSになると投手は)攻め方が慎重になるイメージ。一発勝負なので配球も変わってくる」。キャリアハイの23本塁打を記録した今季、9月は7本塁打とペースを上げた。「調子がいいのか悪いのか分からなくて」と悩ましげだが「(CSで本塁打を)打ったことがないので、打てたらいい」と意気込む。

先月13日、敵地ベルーナドームでの最終戦。ヒーローインタビューで「もう、ここには戻って来ません」と口にし、ネット上で非難を浴びた。悪気はなく「2位になりたいという気持ちがなかったら、プロ野球選手として終わり」だと思ったからだ。「(CSがベルーナドーム開催なら)また戻って来ちゃいましたってことで。どこであろうと、僕らは全力で戦うだけ」。自身3度目のCS。地に足をつけて、今度こそアーチを描く。【中島宙恵】