日本ハムが29年ぶりのファーム日本一に輝いた。4日、静岡・しずてつスタジアム草薙で行われた日本選手権ファイナルステージ(決勝)で巨人に5-2で競り勝った。歓喜の胴上げをされた稲葉篤紀2軍監督(53)は「やっぱりボスを胴上げしないとね」と、1軍でも日本一となることで新庄監督を胴上げできるよう願った。
今季から東、中、西の3地区制に再編され、各地区の優勝チームと、最も勝率の高い2位球団がワイルドカードとしてトーナメントを戦った。日本ハムは準決勝、決勝と打線が2桁安打を記録。追加点を果敢に奪いに行く姿勢は、稲葉監督の教え「一を大事に」を体現していた。「小事が大事を生むという言葉があるように、日々の積み重ねだと思うので。今日は選手がよくやってくれた」と指揮官は目を細めた。
最優秀選手に輝いた浅間大基外野手(30)は準決勝でサヨナラ打、決勝でも2安打2打点と躍動した。「若手、中堅、ベテランの力が融合して優勝できた」と頂点を喜んだ。1軍を目指す選手にとって望んだ舞台ではないかもしれない。それでも「1軍の舞台にどうつなげていくか。いいきっかけになれば良い」と稲葉監督。この経験をいずれ生かす。【田島優大】



