西武のシーズン2位が確定した。10日からのCSファーストステージも本拠地ベルーナドームでの開催が決まった。西口文也監督(54)は「明日を残して今日決められるかが非常に大きかったと思う」とし「ファーストステージはファンの人の後押しをもらってしっかりやっていきたいと思います」と決意した。

24年はシーズン91敗、借金42という歴史的な大敗を喫した。借金40以上のチームが2シーズン以内に貯金15以上としたのは、75年の近鉄以来史上2度目。豪快に巻き返した。今季142試合目のこの日は苦戦も、8回に満塁で代打中村剛也内野手(43)が勝ち越し押し出し四球。「そこは相性などもいろいろ考えて」と西口監督が送り出した百戦錬磨のベテランがもぎ取った。

最後はクローザーの甲斐野央投手(29)がセーブが付かない場面で登板し、見事に抑えた。ソフトバンク時代にCS経験もある。「ファイターズさんは投手も打者もいいですけど、僕たちもやるべきことをやれれば必ず勝てると思うので、皆さんで福岡に行きたいなと思います」と宣言。声をからし続けた西武ファンが、この日最後の力を振り絞って叫んだ。

【西武】大ベテラン中村剛也が「2位&CS本拠地開催」もぎ取る 代打で勝ち越しの押し出し四球