阪神岩貞祐太投手(35)の引退試合で、13年間戦ってきた同期3人がマウンドで並んだ。
1点リードの7回、岩貞は2番手でマウンドへ。捕手を務めたのは、直前の6回に代打で途中出場していた、同期で同学年の梅野隆太郎捕手(35)。迎えた末包を4球目の141キロ直球で空振り三振に仕留めると、球場からは割れんばかりの拍手が送られた。
そして3番手でコールされたのは、こちらも同期入団の岩崎優投手(35)。ともにリリーフとして支えてきた同学年のリレー。岩崎がやってくると、笑顔でバトンを渡した。藤川球児監督(46)の粋な演出だった。
試合後、岩貞は「一緒に13年間頑張ってきたメンバーが、気付けばマウンドに集まるのは初めてだったので。ザキとは若い頃に先発で争って、で、同じリリーフになって助け合って、チームが良くなるにはどうしようかという話もずっとしてきた間柄だったので」と明かした。
「それを1人に託してしまう申し訳なさはあるんですけど、それを1人でできる男なので、最後マウンドでああやって集まって、そしてまた2人にマウンドを託せて良かったです」と感慨深そうに話していた。



