借金42だった西武は2年後、貯金19でレギュラーシーズンを終えた。最終戦も勝ち、2位でCSへ挑む。西口文也監督(54)は「最後の最後もライオンズらしい、しっかり投手が抑えて、少ない点数で逃げ切る形で」と振り返り「得点圏打率を上げていかないと」と課題も明確に挙げた。

育成出身の若手2人が躍動した。交流戦MVPを獲得した長谷川信哉外野手(24)は、この日13号先制ソロ。球界の育成出身選手のシーズン最多本塁打数をマークし「単独トップに立つことができてうれしいです。本当にいい1本になりました」と喜びを口にした。守備名手の滝沢夏央内野手(23)が二塁で86試合、遊撃で70試合と動き回った。広池浩司球団本部長(53)も「本当にうれしいですよね」とたたえる。

とはいえ同本部長は「1位とは大きな差をつけられているので悔しい思いはあります」と優勝したソフトバンクとの実力差への内心を隠さない。「今年は打つ方だけじゃなく投手力も。本当に全ての面で負けてしまっている」とし、強化への思いを口にした。それでも今季中にやり返すチャンスはある。いざCSへ。日本一のチャンスは残る。【金子真仁】

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