今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した広島の床田寛樹投手(31)、森下暢仁投手(29)、坂倉将吾捕手(28)の3選手はいずれも残留も含めて熟考していることが7日、分かった。坂倉は最終戦終了後「今、言えることは何もないです。せっかく取れたものでもあるので、しっかり考えていい決断がでたら」と話すにとどめた。

今年初めて開幕投手を務めた床田は今季8勝にとどまったが、23年から4年連続で規定投球回をクリアした。22年以降の5年間で47勝と安定した成績を残している。昨季開幕投手の森下は、今季7勝11敗と苦しんだものの、2軍での再調整から復帰したシーズン終盤は本来の安定感が戻った。これまで3度の2桁勝利を経験している。坂倉は今季、本職の捕手から一塁と三塁で起用されながら、自己最多を更新する打点をマークして打線を牽引(けんいん)した。

すでにそれぞれ複数球団が興味を示しているとされるが、広島球団はまだ3選手との下交渉を行っていない。残留交渉はシーズン終了後から行われる。同年に同一球団から3選手がFA移籍することになれば11年ソフトバンク以来。3選手すべて国内移籍となると、FA制度導入後初となる。