こみあげる涙をがまんできなかった。7日広島戦(甲子園)は、西勇輝投手(35)の現役試合として行われ、試合後には引退セレモニーが行われた。
ラストは花束贈呈。選手を代表して伏見寅威捕手(36)、梅野隆太郎捕手(35)、そして愛息から花束を受け取り、最後にサプライズでやってきたのは矢野燿大元監督(57)。FA移籍で加入した際の恩師の登場に、西勇の目からは思わず涙がこぼれた。
「子供(が来た)の時にね、結構ヤバかったんで。ビジョンでいろんな人がしゃべってくれた時は、(泣かずに)行けるな、感動っていうよりは『ありがとうございました』の気持ちが強かったですけど。(目の前で)やっぱり人と人で会うと、昔の思い出だとか…宿舎でね、色々言われたこととかもそうですし。そういうものが戻ってきたので」
恩師の姿に数え切れない思い出が一気によみがえってきた。「泣きたくなかったですけど、まあ悪くないかなと思ったんですけどね。人生で1度で。まあいい経験でした」と笑った。



