タイトルジャックに阪神藤川球児監督(46)は、ほっと胸をなで下ろしていた。

リーグ連覇を果たした阪神は8日広島戦(甲子園)でレギュラーシーズンを終え、143試合を戦って79勝62敗2分け、貯金17を作った。

個人タイトルも確定し、阪神勢は9部門をジャック。まずは佐藤輝明内野手(27)が、球団では86年ランディ・バース以来、40年ぶりの三冠王。さらに最多安打にも輝き4冠となった。

打撃部門では、森下翔太外野手(26)が最高出塁率で自身初タイトル。投手部門では、高橋遥人投手(30)が最多勝と最高勝率の2冠。村上頌樹投手(28)は最優秀防御率、才木浩人投手(27)は最多奪三振のタイトルを獲得した。

監督冥利(みょうり)に尽きるか、と問われた藤川監督は「そう思います」と喜んだ。

「シーズン中はこれでいいのかなという時もありますしね。コーチ含めて、ここで背中を押すべきか、ここで手綱を引くべきか、というのはすごく難しいというのがこの1年にわたる長いペナントレースで、選手がなんとか無事に、ゴールまで走り切ってくれました」

選手のコンディション管理を重視し、それぞれの結果につなげた。自身の現役時代の経験が基になった。

「自分が現役の時に指導者の方からしていただいて成績が伸びたことを最大限にやっているのみで。これまでの指導者の方に感謝ですね。恩返しというか、していただいたことを選手に返したということですね」

指揮官がかねて繰り返す「恩返し」の結果が、虎の歴史に名を残した。

【阪神】タイトル9部門ジャック決定!佐藤輝明三冠王&高橋遥人2冠 森下も村上も才木も