日本ハム有原航平投手(34)が、チームを勝利に導く投球に徹する。10日の西武とのCSファーストステージ初戦に先発する。登板前日の9日、ベルーナドームで調整。今季7勝9敗に終わった右腕は「こうやって(CSの)1試合目を投げさせてもらえることはすごくうれしい。期待に応えられるように頑張りたい」と決意を口にした。

CSは日本ハム、ソフトバンク通じて通算6試合に登板し4勝1敗と、短期決戦を熟知する。今季の自身の働きについては「今年はほんとに全く貢献できてないと思う」と率直に話すも、新庄監督は「こういう舞台に慣れているので」と、信頼を寄せた。

託された初戦のマウンドで見据えるのは「チームが勝てるようにと、そういう気持ち。それしかないです」。西武打線に対しては「ホームランもありますし、足もありますし、小技もある選手も多い。つながれないように一人一人に向かっていきたい」と気を引き締めた。

9月27日のロッテ戦を最後に登板間隔が空いた期間はトレーニングに励み、キャッチボールも重ねて調整。「実戦はしてないですけど、いい調整はできたかなと思います」と手応えを口にした。短期決戦の初戦で重要になる立ち上がりについても「1球目からしっかり投げられる準備をしたい」と力を込めた。

ポストシーズン特有の雰囲気は感じつつも、投球への姿勢は変えない。「自分のやることは変わらない。しっかり自分のやるべきことをやりたい」。ベルーナドームでの過去の成績についても「どこであっても変わらない」。経験を生かし、淡々と立ち向かう。

◆CSファーストステージの主なルール シーズン2位と3位が3試合制で対戦し、勝利数の多い球団がファイナルステージに進出。引き分けを除いた勝利数が同じ場合は2位球団が勝者となる。球場は2位のホーム。延長は12回まで。12回終了後、同点は引き分け。12回表終了時や12回裏の攻撃中に後攻のステージ勝ち上がりが確定した場合、その時点で終了となる。予告先発を採用。

巨人井上温大-DeNA東克樹、西武平良海馬-日本ハム有原航平/10日予告先発