CSファーストステージの前日会見に出席した西武西口文也監督(54)が必勝を誓った。野手のキーマンに、アレクサンダー・カナリオ外野手(26)を指名。「うちはやっぱりカナリオが打ってくれると、チームの雰囲気も一気に上がる」。シーズン終盤に1番打者に定着した助っ人に大きな期待を寄せた。カナリオは今季、日本ハム戦で打率2割6分7厘、4本塁打をマーク。パの球団別では打率、本塁打ともに2番目の好成績で、リードオフマンとして打線をけん引する働きを期待している。

投手のキーマンに指名したのは10日の初戦に先発する平良海馬投手(26)だ。日本ハム戦は今季5試合に先発し、4勝0敗、防御率1・41と抜群の相性を誇る。それでも平良は「スイングも強いですし、みんなホームランを打てるんで、警戒したい」と油断はない。

今季の日本ハムとの対戦成績は12勝12敗1分けで互角。西口監督は新庄ハムの印象について「何をしてくるか、何を仕掛けてくるか全く分からないので、不気味ではありますね」と語り、警戒感をにじませる。18年から続くCSの連敗は9。すべてソフトバンクが相手だが、まずは初戦を取って負の呪縛を解き放ちたい。【田島優大】

◆CSファーストステージの主なルール シーズン2位と3位が3試合制で対戦し、勝利数の多い球団がファイナルステージに進出。引き分けを除いた勝利数が同じ場合は2位球団が勝者となる。球場は2位のホーム。延長は12回まで。12回終了後、同点は引き分け。12回表終了時や12回裏の攻撃中に後攻のステージ勝ち上がりが確定した場合、その時点で終了となる。予告先発を採用。

巨人井上温大-DeNA東克樹、西武平良海馬-日本ハム有原航平/10日予告先発