阪神藤川球児監督(46)が、CSファイナルステージ(14日開幕、甲子園)へ向けて、ナインに号令をかけた。
レギュラーシーズンを終えて1日の休日をはさみ、10日から全体練習が甲子園でスタート。開始前、指揮官はグラウンドで円になったナインらに訓示した。
「基本の『キ』を大事にして、1からやっていこう、基礎練習をしっかりしていこうという話をみんなにしました。担当コーチにもそう伝えました」
そう話した理由がある。「技術をしっかり基本に立ち返れば、心はあとからついてきます。きょうからクライマックスシリーズも始まるし、気持ちは自然と高ぶってきますから」。リーグ連覇を決めたチームだが、次に目指すのは日本一だ。「(レギュラー)シーズンが終わってまだ2日ですけど、ふっと抜けやすいので。もともと基礎がしっかりしている選手たちなので、少し伝えるだけで理解してくれますから」。念には念を入れて、チームを引き締めた。
この日は短い時間ながら、選手たちはきびきびと汗を流した。ベンチから見守った藤川監督は「みんなの動きを見ていると、しっかり伝わっているように感じるし、いい練習ができていますね」と目を細めた。再び決戦へ集中力を高めていく。【磯綾乃】



