関学大が3回戦に臨むも12回死闘の末、近大に引き分け勝ち点は持ち越しとなった。

今秋ドラフト候補のエース飯田泰成投手(4年=春日)が11日の1回戦に続いて先発。初回に自身の失策で先頭に出塁を許すも併殺に仕留めると、最後は三振で切り抜けた。だが2点を先制してもらった直後の2回、先頭に遊撃への内野安打を浴びると2失策も絡み、すぐさま同点に追いつかれた。その後は、中盤に走者を背負いながらも要所を締め次の1点は許さず。9回2死一、二塁でサヨナラ負けのピンチも最後は三振に切ると、延長戦に突入した。

1回戦でも112球を投げ1失点完投。疲れはあるはずだが、10回以降も球威は衰えなかった。10回先頭に安打を許すも、1死二塁から147キロの直球で空振り三振、次の打者も変化球で空振りを誘い2者連続三振に仕留めた。だが、味方打線も8回から登板している今秋ドラフト上位候補の近大・宮原廉投手(4年=崇徳)の前に本塁が遠い。延長でも両チーム無得点のまま12回裏まで進み、飯田が最後は見逃し三振で締めて引き分けた。

関学大はこの試合に勝利し、勝ち点を獲得すれば逆転優勝に大きく近づいたが、21日に再び試合がおこなわれることになった。22日のドラフト会議前日で、直前まで優勝争いがもつれる。

また、この日はNPB4球団のスカウトが視察。気迫の投球を見せる飯田らに熱視線を送っていた。