“三度目の正直”とはならなかった。日本ハムはソフトバンクに3連敗し、アドバンテージの2勝を含め、0勝5敗で日本シリーズ進出を果たせなかった。3年連続でソフトバンクに敗れ、新庄剛志監督(54)は「完敗です」と第一声。みずほペイペイドームはレギュラーシーズン1勝10敗の“鬼門”だったが、CS3戦は、いずれもリードを奪いながら、1勝もできなかった。
「僕の継投ミスや、ミスしたりしている選手を使った僕のミス。僕が勉強しないといけない」と反省。続投が決まっている6年目に向け「来年はしっかりピッチャーのローテーションも含めて、すべてにおいてソフトバンクに対して戦っていかないと、また同じようなことになる」。投手陣の同カード防御率は5・70。投手の再整備と、12球団ワーストの88失策の守備も含め、ディフェンスを徹底的に鍛え直す。
選手には「よくやってくれました」とねぎらったが、注文も忘れない。打撃面は「調子が悪いからと、ころころ打撃フォームを変えたら毎年同じ成績になる。これというフォームを決めたら、ずっとやるっていう気持ちも大事」と説いた。
「今日でシーズンは終わりましたけど明日から選手たちはスタートするつもりで。個々の成績を上げないと年俸も上がらない。上がる選手が何人かいると思いますけど下がる選手もいる。オフは自分の年俸を上げるという気持ちでやってほしい」。悔しさを糧に、個々のレベルアップを促し、来季こそソフトバンクに雪辱を果たす。【永野高輔】



