阪神の26年シーズンは悲劇的に幕を閉じた。
3試合沈黙していた打線がよみがえり、一度は逆転。逃げ切りモードに入ったが、絶対的クローザーの工藤泰成投手(24)が9回、「あと1球」コールの中、逆転打を浴びた。
昨年は日本シリーズでソフトバンクに敗れた。レギュラーシーズンで50試合連続無失点の日本記録を樹立したセットアッパー石井大智投手(28)が、第6戦の8回に柳田悠岐外野手に同点2ランを浴びた。延長11回には中4日でリリーフ登板したエース村上頌樹投手が野村勇内野手に決勝弾を打たれた。日本シリーズ制覇の夢はソフトバンクの豪打の前に散った。
その試合後、石井はグラウンド上で涙を流した。
工藤はグラウンドやベンチでうなだれ、取材には涙を浮かべながら応じた。
SNSでは工藤の落胆ぶりや悲劇的なラストに「昨年の石井を思い出す…」「抑えは大変」「去年の石井投手と今回の工藤投手は同じ気持ちなんだろうな。彼はまた強くなるよ」など、ねぎらいと、エールを込めた書き込みが多数あった。



