元巨人投手の江川卓氏(71)が18日までに自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新し、自身の引退について語った。

江川氏は87年、13勝を挙げながら32歳でユニホームを脱いだ。

同年9月の広島戦で小早川にホームランを打たれた。江川氏は「最後のホームランで引退を決めたっていうことなんですけど、今年一生懸命投げてやめようと思った結果が13勝5敗だったんですけど。それでも(翌年から)東京ドームができるし。このシチュエーションで、このボールで小早川君を三振取れたらもう1年。もしかしたら2けた勝てるかな、なんて。ちょっと色気出しながら投げた1球だったんですよ」と、打たれた1球を説明。そうして投じた直球を、ホームランとされた。

「その投げた瞬間に手のかかり方とか、いったコースも完璧なんですよ。100点なんです。それをホームランにされたので。そのときにやっぱり瞬間的に、自分の思い過ごしだったなあって。そのボールがいってると思ってた自分に対して、そうではないよって言ってくれたと思って。それで引退をしたんですよ」と当時の心中を明かした。

実は、迷いはその前にあったという。「13勝5敗だったんで。来年これで通用するようだったら、12、13勝はもう1回勝つかもなと思っちゃったんですよね」。だが、結果はホームラン。「小早川さんが違いますよと。そういうボール、来てないよって。多分思ったのか。彼は思ってないよ。でも、すごくうまく打ってんだよ。うまく打ってんだけど、やっぱりプロはそんなに甘くないんだっていうことを知らされた1球だったので」。

そうして引退を決めた。自身の決断について「僕はいい終わり方だったと思いますけどね」と振り返った。

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