阪神は19日、佐藤輝明内野手(27)のポスティングシステムによるメジャー移籍を容認すると発表した。阪神では4人目。野手では初めて。
昨年、40本塁打で長距離砲の才能が完全開花。今季は打率3割6厘、39本塁打、106打点で初の三冠王に輝いた。球界では22年のヤクルト村上以来。阪神では85年、86年のバース以来40年ぶりの快挙だった。
佐藤は入団当初は主に右翼、その後、三塁が固定ポジションになった。二塁に入ったこともあるように、高い身体能力で守備でも貢献できる選手だ。
フィールドの両端を守り、打力が必須な「コーナープレーヤー」に分類される。ただ、佐藤を見てきたメジャー球団のほとんどは三塁ではなく外野に適性があると見ている。そしてプロでは経験のない一塁コンバート案を持つ球団も。あるスカウトは「肩は強いけど安定感はそこまでではない。外野なら地肩の強さを生かせるし、一塁なら打撃に専念しやすい」と語る。
今年からメジャーでプレーする村上宗隆、岡本和真も同じようなポジションの選手だ。2人の活躍は佐藤の評価を後押しする。とくに左打ちの村上は、佐藤の活躍期待度を測るものさしになっているという。
強打のコーナープレーヤーはどの球団にも一定数いるため、全ての球団にフィットするわけではない。目安は30球団のうちの半数ほど。その中から正式なオファーが届くことになる。



