阪神が22日のドラフト会議でトップクラスの高校生左腕の指名を検討していることが20日、分かった。
筆頭は智弁学園(奈良)の杉本真滉投手(3年)。177センチと上背はないが鍛え抜かれた下半身を利した149キロの快速球とスライダーは絶品。1年夏から甲子園のマウンドを踏み、今春のセンバツで準優勝。5試合で42イニングを投げ抜いた。決勝では打ち込まれたが準決勝までは自責1。一気に世代の左腕トップの評価を得て、U18日本代表でも韓国との重要な2試合に先発した。
もう1人は沖縄尚学・末吉良丞投手(3年)。昨夏に2年生エースとして甲子園を制し、U18日本代表に入った世代を代表する逸材。心身ともにタフで投球術もある。「井川慶のような大エースになれる」との評価もあった。3年時はコンディションの問題もあって昨年ほどのインパクトはなかったが、阪神は昨年から体の状態も含めて注視してきた。
ともに将来のエース候補にふさわしい。阪神投手陣では才木が高卒入団で活躍中。その後もスケール感のある高校生投手を指名してきた。今ドラフトでは青学大・渡部海捕手、明大・榊原七斗外野手(ともに4年)ら大学生野手の1位指名が濃厚。優勝した阪神はウエーバー順が最も遅く2位、3位は24人目、25人目となる。2人がそこまで残るか、どうか。21日、都内で行われる前日スカウト会議には藤川監督も出席予定。戦略も含めて最後の詰めを行う。



