阪神の戦力充実度がよく分かる快挙だった。
20日に9・10月度の「大樹生命 月間MVP賞」が発表された。セ・リーグは阪神から高橋遥人投手(30)と大山悠輔内野手(31)が選ばれた。高橋は今季4度目。セ・リーグの投手としては史上初の快挙。大山は念願の初受賞だった。
月間MVPは1シーズンで投打のべ6人ずつが選ばれる。阪神は高橋の4度と大山に加え、佐藤輝明内野手(27)が3度、森下翔太外野手(26)が1度。投手でも村上頌樹投手(28)が7月度に選ばれた。つまり12分の10を占めた。長いペナントレースの時々で彼らが際立った活躍をして、山を乗り越えてきたことがよく分かる。
大山は9月に4本の決勝打を放った。苦しい最終盤の競り合いで、何度もチームを救った。数字以上に価値がある活躍だった。
他球団の受賞者は7月のDeNA牧秀悟内野手(28)と8月の中日カイル・マラー投手(29)だけ。阪神勢は全月で受賞という快挙でもあった。
これだけ個人成績が突出していても一筋縄ではいかない。143試合のペナントレースがいかに過酷な戦いであるか、よく分かる。



