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ヨシ君堂々41球3球団偵察隊うならせた

キャンプ初日、いきなりブルペン入りした由規は気迫のピッチング(撮影・栗山尚久)
キャンプ初日、いきなりブルペン入りした由規は気迫のピッチング(撮影・栗山尚久)

 ヤクルト高校生ドラフト1巡目・佐藤由規投手(18=仙台育英)のキャンプ初日の1日、早くも巨人・中日・広島のセ・リーグ3球団のスコアラーが偵察に訪れた。この日は捕手を立たせたまま直球のみ41球を投げ込んだが、各スコアラーともに最速157キロ右腕の投球に、強敵出現の可能性を感じていた。

 巨人杉山スコアラー「思ったより柔らかい投げ方をしていた。もう1度見に来たいと思います」。

 中日前田スコアラー「バランスがいい。落ち着いているし、堂々としていて雰囲気もあった。高校生とは思えない」。

 広島畝スコアラー「全力で投げていなかったからかも知れないけど、上半身のブレが少なくてコントロールがいい。力はありそう」。

 昨年リーグ最下位チームながら報道陣103人、ファン500人、偵察隊3人と大注目のキャンプ初日。その中心にいたのが由規だった。もっとも本人は、ユニホームを着て初めての投球練習だったこともあって「気合の入り方が違うし、燃えますね。6~7割の力で、ミット目掛けて投げました。スコアラー(の存在)は分からなかった」と、笑顔で振り返った。

 ブルペンで投球を見詰めた高田監督は「(由規は)抑え気味に。今のペースでいいと思いますよ」とニッコリ。荒木投手コーチからも「慌てるな」と念を押された由規は「体ができていないのは自覚している。練習に対しては焦らずマイペースでやっていきたい」。由規狂騒曲をよそに、開幕1軍をにらんで、じっくりと仕上げていく。【松本俊】

[2008年2月2日9時42分 紙面から]

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