このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 野球 > ニュース


野球メニュー

上原いきなりブルペン、8分で55球

キャンプ初日から、ブルペン入りし数は少ないながらも力投する上原(撮影・浅見桂子)
キャンプ初日から、ブルペン入りし数は少ないながらも力投する上原(撮影・浅見桂子)

 巨人のエースが、指定席に帰ってきた。宮崎春季キャンプ初日の1日、今季から先発に復帰する上原浩治投手(32)がいきなりブルペン入りし、55球の初投げを行った。10分足らずで終えた抜群のテンポは相変わらず。上原のキャンプ初日のブルペン入りは2年ぶりで、下半身の不安がない証拠だ。「早く外国人がなじめるように、何とかしたい」とA班投手陣のキャプテン役も買って出た。

 1月の合同自主トレ中、上原は考えていた。「今年は(高橋)由伸でいくか、ゴジ(ヤンキース松井)でいくか…」。ブルペン投球の球数を、背番号と合わせる遊び心。選んだのは球数の多い方。55球の初投げだった。

 8分で終えた。「傾斜を使ってキャッチボールをしたかった。ピッチングじゃないから」と言ったが、リリースポイントは一定で、ボールがまったく抜けない。1球3~4秒。捕手から球を受け取ると、すぐモーションに入った。ブルペンのど真ん中で、真骨頂のテンポで鳴らしたミットの音は、巨人のエースが指定席に戻ってきた合図だった。

 断固たる決意がぎっしり詰まった55球だ。「故障だけは避ける。徐々に、自分のペースでやっていく」。下半身の故障にここ数年苦しみ、昨年はキャンプを2軍で通し、抑えに回った。寒さ対策でこの日はレッグウオーマーを装着。さらにユニホームの下に、厚手のタイツを忍ばせた。断酒と食事制限で、体重も1カ月で3キロ落とした。「見てくれよ。オレ、別人やろ」。昨年末に収録したテレビ番組を見て自身も驚くほど体を絞り、この日を迎えた。

 個性派集団のベテランA班を束ねる。新加入の助っ人を、いち早く巨人の輪に入れる。「クルーンは明るいから大丈夫だけど。グライシンガーとバーンサイド。おとなしいなぁ。今日は話ができなかった。何とかして2人がなじめるようにしないといけないよ」と本気で心配して言った。「若手は(B班の)ヒサ(高橋尚)、自分がベテランを引っ張っていく」とキャプテン役も買って出た。

 周囲への気配りができるのも、体調に不安がないからこそ。「今日みたいな感じで、このクールは毎日投げる。でも、故障ばかり恐れていてもだめだ」と言った。練習前、青島神社の絵馬にしたためた「明るく楽しく 動きのある1年に!」が幕を開けた。【宮下敬至】

[2008年2月2日9時49分 紙面から]

  • エヌスクへ

【PR】

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

「上原いきなりブルペン、8分で55球」に関する日記

  1. エヌスクユーザーなら、自分の日記をこのページに  できます。
  2. まだエヌスクに登録していない方は こちらで新規登録 ができます。


このページの先頭へ