中田、厳しい攻めに４の０／練習試合

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＜練習試合：日本ハム３－６横浜＞◇１７日◇名護

　怪物ルーキーが小休止。日本ハム高校生ドラフト１巡目の中田翔内野手（１８）は１７日、横浜との練習試合に「５番三塁」で出場したが、４打数ノーヒットに終わった。１４日紅白戦、１６日阪神戦と２戦連続マルチ安打で好調だったが、疲れに加えて厳しい攻めに苦しんだ。

　第１打席の初球から積極的にフルスイングした。外角のストレート。だが結果は力のない遊ゴロに終わった。「結構甘かったけど、打ち急いで引っかけてしまった」。８回の第４打席も、高めのボール球にバットが止まらず空振り三振を喫した。「あんなボール球に手を出したのは反省しないといけない」とうつむいた。

　６試合フル出場を続け疲労はたまっている。梨田監督も「当然疲れはあるでしょう」と理解している。相手も厳しい内角球や変化球主体になってきた。だが中田は「自分自身も変えていかないと。内角も打てないことはない。苦手？　それは古いデータっす」と前を向いた。

　試合前には、タレントみのもんたと初対面。日焼けした顔に「日サロ行ってるんですかね」と興味津々。「黒い方がかっこいいっす。キヨさん（清原）も近くで見たらそうですよね」とニヤリ。１８日の４度目の休日は児童養護施設を訪問予定。つかの間の休息を終えると、再び中田ショーが開幕する。【本間翼】

［2008年2月18日9時22分　紙面から］

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