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西武ルーキー平野炎上、５発９失点

　期待のルーキーが、初登板で強烈なプロの洗礼を受けた。西武の大学社会人ドラフト１巡目・平野将光投手（２４＝ＪＲ東日本東北）が１７日の紅白戦で先発。３イニングを投げて８安打９失点と炎上した。プロでの通算本塁打がランニングホームラン１本の水田に２発、これまでいいところがなかった新外国人２人にもいとも簡単にスタンドへ運ばれた。計５本のアーチを許し予定の４イニングを投げることなく降板した。

　初の実戦登板となった１０日のシート打撃登板も散々な内容（打者１７人に対して被安打９）だった。現状では明らかな力不足。小野投手コーチは「根本的に直していかないといけない」と、試合後すぐに本人とビデオを見ながら反省会を開き今後の課題をチェックした。平野は「打たれたことはショックですけど、打たれて学ぶこともたくさんありますから」と巻き返しを誓った。

［2008年2月18日9時24分　紙面から］

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