野球

岩瀬肩に張り、大事とり練習中止

　中日岩瀬仁紀投手（３３）が１７日、ブルペン入りをキャンセルして早退した。ウオーミングアップのキャッチボール中に左肩に張りを覚え、練習を中断しトレーナー室に直行。「大事をとってということです」と話したが、１８日のシート打撃初登板は回避する意向だ。回復が遅れれば、磐石の投手陣に暗雲が立ち込める。

　岩瀬は川上とのキャッチボールを途中で切り上げ、球場内にこもること約３時間。「大事をとってということです。肩に張り？　そうですね」と淡々とした口調で明かした。１８日には主力投手によるシート打撃の初登板が予定されているが「様子を見てからだけど、明日（１８日）はやらないと思う」と回避する考えを示した。

　この日、同球場では今キャンプ初の練習試合が行われていたが、岩瀬は開始３０分でほとんどゲームを見ることなく球場を出た。軽傷と見られるが、調整が遅れることは確実。守護神が開幕から出遅れとなれば一大事だ。

［2008年2月18日9時23分　紙面から］

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