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涙なし、由規が仙台育英卒業式で笑顔

卒業式に出席した由規は、楽しそうな表情を見せる(撮影・栗山尚久)
卒業式に出席した由規は、楽しそうな表情を見せる(撮影・栗山尚久)

 「泣き虫王子」卒業だ。ヤクルトの高校生ドラフト1巡目ルーキー佐藤由規投手(18)が28日、仙台市内で仙台育英高の卒業式に出席した。式では日本野球協会からの表彰状を受け取るなどしたが、涙を浮かべる場面は一切なし。これまで節目では必ず涙を流してきたヨシ君は「泣く予定はないですけど分からない」と話していたが、期待を裏切り笑顔で卒業した。

 1月の入寮時、「初勝利まで取っておく」と涙を封印していた。約2カ月、プロとして心も体も大きくなった。昨年の夏から比べ体重は8キロ増え現在81キロ。由規は「体重が増えたわりには体のキレはある。筋肉になったのかなと思う。制服を着るのでズボンが入るか不安だった」と笑った。恩師の仙台育英・佐々木順一朗監督(48)は「プロとして戻ってきた。このあたりも大きくなった」と腰をさすりながら、心身の成長に目を細めた。

 27日は高校のチームメートとファミレスで食事をするなどリラックス。29日に、再びキャンプ地の沖縄へ向かう。「最初は不安で1日目なんてオドオドしてたけど、やってくうちに楽しくて毎日充実していた。つらさより楽しさが上回る」と、最後まで笑っていた。

[2008年2月29日9時33分 紙面から]

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