格闘技イベントRIZINは10日、大みそかに那須川天心(20)との対戦を発表しながら一転、試合中止の意向を表明した元ボクシング5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)との交渉について途中経過を発表した。現在、RIZINの榊原信行実行委員長がメイウェザーと交わした基本契約書をベースに試合開催に向けて相手側と交渉を続けている現状を報告。混乱をきたしていることを謝罪した上で、来週には、試合開催ができるかどうかを発表したいとしている。

など「フロイド・メイウェザー選手の大晦日参戦に関して」と題した発表内容は次の通り。

『2018年11月5日の記者会見にて、12月31日(月・大晦日)にさいたまスーパーアリーナにて開催する「CygamespresentsRIZIN.14」におきまして、フロイド・メイウェザーvs.那須川天心のカードを実施する発表をいたしました。しかしその後、メイウェザー選手自身のSNSより、試合を取りやめるとも読み取れるアナウンスがあり、混乱を来たしましたことをお詫び申し上げます。

RIZIN実行委員長榊原信行は現在弊社とメイウェザー選手との間で締結された基本契約書を基に、実施に向けての話し合いを行っております。来週には、明確なアナウンスをさせていただければと思います。本来であれば、本リリースを持って明確なアナウンスをさせていただくところですが、まだ皆様に結果をご報告できる状況には至っておりません。ですので、現状の途中経過としてリリースをさせていただいた次第です。誠に恐れいりますが、今しばらくお時間をいただければと思います。

皆様がたに混乱、そしてご心配をおかけしておりますことを、改めてお詫び申し上げます。 敬具』(原文のまま)