4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)の薬物疑惑騒動に関し、日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、処分なしの結論を打ち出した。昨年末、元世界3階級制覇王者田中恒成(25)が昨年末、井岡に敗れたタイトル戦前の検査が起因となっている。

JBCの対応を受けて、所属する畑中ジムの元WBC世界スーパーバンタム級王者畑中清詞会長は電話取材に応じた。「まだ答申書も見ていないし、こちら側の弁護士と相談する。これで終わりにはできない。だれもが納得していないし、これで終わらせていたら(今後の試合の公平性においても)よくない」と収束の流れを一蹴した。

畑中会長はJBC長岡勤コミッショナー宛に4月30日付で内容証明で質問状を送付している。今月8日に回答書が届いたが、畑中会長は「ゼロ回答です」とJBCの対応に疑念を示していた。「ドーピング問題で白か黒かはっきりしないと、先には進めない」と強い姿勢を示しており、今後も何らかの行動を起こす可能性は高い。