新設されたバンタム級(53キロ以下)の日本最強決定トーナメントは黒田斗真(20=K-1ジム心斎橋チームレパード)が優勝を飾った。
決勝で優勝候補の壬生狼一輝(19=力道場静岡)を衝撃の31秒殺してみせた。前に出た壬生狼の顔面に左ストレートを打ち抜き、ダウンを奪取。開始31秒、KO勝ちで頂点に立った。戦前の勝敗予想ではノーマークだった黒田は「魔裟斗さんや武尊選手みたいなスター選手になれるかは分からないですが、僕なりのやり方でK-1を盛り上げていきたいと思う」と力強く宣言してみせた。
1回戦では、身長170センチの長身ファイター池田幸司(23=ReBORN経堂)を1回に左ストレート、2回に左飛び膝蹴りでダウンを奪い、2回2分10秒、KO勝ち。続く準決勝では松本日向(22=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)も1回に左ストレートで。2回にも再び左ストレートでダウンを奪い、文句なしの3-0判定勝ちで決勝まで進出していた。
小学3年時から兄勇斗とともに少林寺拳法を学び、その後、現在の所属先でキックボクシングの練習を始めた。一時期、格闘技から離れた時期があったものの、兄から「お前と一緒に格闘技をやりたい」という手紙を受け取り、再び格闘技の練習を再開した。サウスポーから繰り出されるスピード感と破壊力十分の左ストレート、そして野性味あふれるファイトで1日3試合、計14分41秒を戦い抜き、過酷なトーナメントを制した。


