第4、第5試合でKNOCK OUT-BLACK(ヒジなしルール)ウエルター級王座決定トーナメント準決勝3分3R延長1Rの2試合が行われた。

1試合目ではプロボクシングの元日本スーパーウエルター級暫定王者、中島玲(26=フリー)が、漁鬼(28=SHINE沖縄)との激闘を制し、判定3-0で勝利した。

1Rから中島が強烈な左フックを中心にパンチで攻めれば、漁鬼はキックボクシングで距離を取り、中島のリズムを崩そうとした。

2R早々、に距離を詰めてきた中島に漁鬼が強烈な右パンチを浴びせてダウンを奪ったが、その後、中島はボディで漁鬼の体力を削り、そこからパンチの連打でダウンを取り返した。

3Rも激しい打ち合いとなったが、力強い左フックをボディに顔面にと、的確にヒットさせた中島が判定3-0で勝利。KNOCK OUT-BLACKウエルター級王座まであと1勝に迫った。

そしてもう1試合も1Rからダウンの応酬となり、後楽園ホールは沸きに沸いた。すでに引退を決めている渡部太基(36=TEAM TEPPEN)が、あの木村“フィリップ”ミノルを右フックで沈めた男、西川康平(33=8ball fitness)に2度ダウンを奪われながら、左右パンチをブンブン振って3度ダウンを奪って1RKO勝ちした。

渡部が試合後のリング上で「めっちゃ焦った」と話すと、TEPPEN GYM那須川会長も「バカヤロウ(笑い)」。渡部は涙ぐみながら「今日が後楽園は最後なんで。後楽園にひと言、ありがとうございました」と話すと「最後、必ずベルトを巻いて引退するんで、渡部太基を応援よろしくお願いします」と、12月30日に横浜武道館で行われる決勝への来場をファンんに呼びかけた。

一方、渡部と決勝を戦う中島は「僕はキック界でスター選手になります。もう絶対になります。その踏み台として絶対、渡部選手を倒すんで、12月楽しみにしてます」と宣言した。