10月3日の東京・EBARA WAVEアリーナおおた大会でプリンセスタッグ王座に挑戦する「春雷烈火!!プリズムグリード」(愛野ユキ&風城ハル)が、3度目の前哨戦で初勝利を挙げた。高見汐珠を加えたトリオで、王者「白昼夢」(渡辺未詩&辰巳リカ)&キラ・サマー組と対戦。ユキが12分27秒、ヴィーナスDDTから片エビ固めでキラを仕留めた。
試合は開始前から白昼夢に不協和音が生じた。未詩とリカが先発を巡ってもめ、その隙を突かれて相手組の奇襲を受けた。その後もリカが未詩のタッチを無視するなど、王者組の連係はかみ合わなかった。
終盤には未詩とリカがハル、汐珠を同時にバックブリーカーで捕らえたが、リカが未詩に「痛いんだけど!」と抗議し、そのままエルボーを見舞った。ユキはこの隙に2人をリング外へ排除すると、ハルとの合体ヴィーナスDDTで未詩を撃退。最後はキラにヴィーナスDDTを決めて勝利した。
ユキは「3回目でようやく勝てました。白昼夢は強敵だけど、無敵ってわけじゃない」と笑顔。「あっちがもめてんのか知らんけど、そんなの関係ない。私たちはこのままもっともっと強くなっていきます、大田区に向けて!」と王座奪取へ意気込んだ。ハルも「今日がタッグとして強くなれた一歩だと思う。もっともっと春雷烈火!!が強く大きくなるために修行を積んでいきたい」と話した。
一方、未詩とリカは試合後も口論を続けた。リカが「未詩がここでちゃんと謝ってくれたら許してもいい」と話したのに対し、未詩は「リカさんが謝るって言うなら全然謝ります」と返答。互いに謝罪したものの折り合わず、リカは「もういい! 知らない!」と退出。未詩も「じゃあ未詩も知らない!」と後を追うように立ち去った。
2人の間に取り残されたキラは「…怖い」とつぶやいた。10・3大田区のタイトル戦を前に、挑戦者組が結束を強める一方、王者組には不安を残す前哨戦となった。

