今年12月26日の後楽園ホール大会をもって引退する上福ゆきが第5試合のシングルマッチ15分一本勝負で、タッグチーム「Ober Eats」の相棒、上原わかなと一騎打ち。上福が10分34秒、フェイマサーで3カウントを奪って貫禄勝ちした。
途中、上原のバナナピロー(トライアングルランサー)で絶体絶命のピンチに陥った上福だったが、上原のスシトルネードを回避して串刺しドロップキック。そしてコーナーからダイブしてのフェイマサーを炸裂(さくれつ)させて勝利した。上福は試合後も上原と抱き合ったと思いきや、そのまま上原は場外へ投げ飛ばし、中指を立てて挑発して去っていった。
上福は試合後、「私は割と(タッグの)ベルトを持っている時ぐらいからじわじわ引退を考えていたので、ベルトを落としてからは逆にわかなを突き放して、わかながしっかり1人でやっていけるようにって願っていて。プロレス以外の部分、プライベートでもわざと距離をつくってわかなを鼓舞していたつもりでした。でもこうやってシングルとかすると、やっぱりわかなは成長もしていたし、あいつをライオンの親のようにじゃないけれど突き放してみてすごく良かった」と上原の成長を喜んだ。
2人は10・3大田区大会ではタッグマッチで激突する。上福は「あいつ(上原)の良いところも悪いところも全部私が言えると思っているので。悪いところを最大に引き出して、みんなの嫌われ者になってもらって、地獄を見せて心を折らせて大田区を私は帰ろうと思っています」と得意の毒舌でアピールした。
一方、上原は「すごく近くで上福さんと一緒にいたけれど、戦う機会はあまりなかったので。一緒にやって、戦っていって成長を今日は見せられたかなと思います。でも私、上福さんとベルト持ってから、もう泣かないって決めて、そこから泣いてこなかったんですけど、今日はちょっと感極まるものがありました」と試合を振り返り、大田区大会へ向けて改めて気合を入れていた。

