十両の優勝争いは西14枚目の矢後(27=尾車)が3敗を守り、琴勝峰と並んだトップで千秋楽を迎える。

「動きはよかったと思います」。輝に攻めさせながら、巧みに回り込んで最後ははたき込んだ。番付的に後がない状況で臨み、11勝をあげた。「いい緊張感と疲労感ですね。明日の一番はしっかり集中して、優勝はおまけぐらいの感じで頑張ります」と言った。