新関脇の藤ノ川(21=伊勢ノ海)が10日目で勝ち越しを決めた。東前頭4枚目の隆の勝と対戦。立ち合いで低く突っ込んできた相手をとっさに左から突き落とした。これで5日目から6連勝で自身最速の勝ち越しとなった。
最速の勝ち越しが新三役の新関脇の場所となった。藤ノ川はNHKのインタビューで「今日の相撲はほめられる相撲じゃないですけど、たまにはこういうのも見せようかなと」と取組を振り返った。
これで5日目から大関戦2連勝を含む6連勝。勝ち越しを決めるとともに、残り5日、優勝争いも楽しみな2敗キープとなったが「そこは気にせず、明日の一番、思い切っていきます」と意気込んだ。
もっとも、ABEMA解説の元関脇若の里の西岩親方(50)は現役時代、常に真っ向勝負だっただけに「体が小さいですから、たまにこういうもの(立ち合い直後の突き落とし)も仕方ないかなとは思いますけど、ファンやお客様は残念。元気のいい相撲が見たかったと思いますからね」と大きな期待を抱くからこその苦言を呈した。

