ラグビー元U-20代表プロップで東序ノ口20枚目の天岳富士(23=伊勢ケ浜)が、同16枚目の東玉康(19=玉ノ井)を上手投げで下した。4勝2敗とし、序ノ口デビューの場所で勝ち越しを決めた。
「朝からめっちゃ緊張していました。相手は3休していたのでどんな相撲か分からず、引かないように、前にいく意識をもってできてよかった」と初の給金相撲を振り返った。今場所は連敗発進も、4連勝で勝ち越し。「素直にうれしいです。ラグビーと違って、何分、何秒で終わる。最初は何がきついんだろうと思っていましたが、秒で終わるからメンタルを削られる。1勝の喜びが大きくて、部屋に戻ると兄弟子たちも喜んでくれる。稽古をつけてくれる兄弟子にも感謝したいです」と話した。
師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)からは「低く当たれ。いずれ強くなると、この体格も小さい方なのだから低く行け」と指導されている。身長180センチ、体重138キロだが、将来を見越した助言を受けているという。
稽古場では、身長が同じくらいの元十両三重ノ富士を参考にしている。「相撲のことはまだ言えませんが、一番いい環境でやれている。勝ち越しにあぐらをかかず、目の前の一番に集中して、いずれいい立場にいられるように頑張りたい」と抱負を述べた。

